ジョブ一元管理システム 使用の手引

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1.1 ジョブ一元管理システムの特長

ジョブ一元管理システムは,次に示す特長を持っている。

<この節の構成>
(1) ジョブ一元管理システムの目的
(2) ジョブ一元管理システムのメリット

(1) ジョブ一元管理システムの目的

金研のスーパーコンピューティングシステムでは以下の表に示す4種類の計算機システムが稼働している。これらシステムにおいて、2種類のキューイングシステムが稼働しており、それぞれユーザインタフェースが異なる。
ジョブ一元管理システムの目的は、この2種類のキューイングシステムを統一したインタフェースで利用することである。

システム名 機種 フロントエンドOS キューイングシステム
スーパーコンピューター HITACHI SR11000モデルK2 AIX 5.3 スーパーコンピューター用
アプリケーションサーバーA NIWSGene/S Turbo SUSE Linux アプリケーションサーバ用
アプリケーションサーバーB hp ProLiant BL35p SUSE Linux
アプリケーションサーバーC SGI Altix 450 SUSE Linux

(2) ジョブ一元管理システムのメリット

ジョブ一元管理システムにより得られるメリットは以下のとおり。

  • 2種類の操作を覚えなくても両方のキューイングシステムを操作できる。
  • 使用するアプリケーションや計算の規模、システムの空き状況などを考慮し、使用するシステムを柔軟に選択できる。
  • 両方のキューの状況を一度に確認できる。
  • クロス実行機能により、フロントエンドを意識せずにジョブを投入できる。
  • 一部アプリケーションについては実行スクリプトを書かずに利用できる。
  • ※クロス実行機能とは、相互にジョブの投入(クライアント)と実行(サーバー)を行えることを指している。各サーバー(厳密にはフロントエンドだが)が他のサーバーのクライアントとしてジョブの投入が可能である。