スーパーコンピューティングシステムは,以下のハードウェアによって構成されていますが、 スーパーコンピューターSR11000モデルK2は、科学技術計算システムに要求される 「高性能ノード」「高スケーラビリティ(高いシステム性能)」「高信頼性」を追及するコンセプトに 基づいて開発されたシステムです。
各サーバーマシンには以下のようなソフトウェアが搭載され、それぞれ特色のある システムになっています。その特色を生かすようなシステム構成、ジョブのキュー構成に なっています。
1. スーパーコンピュータ:HITACHI SR11000モデルK2
スーパーコンピューターSR11000モデルK2は、理論演算性能7.5TFLOPS、メモリーは5TBを搭載しました。 また従来に比し、プロセッサーのソフトベクトル機能が強化され、より理論性能に近い実行効率を 実現できるようになりました。ノード当たりでは理論演算性能147.2GFLOPS、 メモリーは96GB共有メモリー空間を利用でき、ゆとりある実行が可能になりました。 実行ジョブはフロントエンドマシンから投入します。独自に開発した ジョブ一元管理システムにより、非常に容易にジョブを投入できます。2. アプリケーションサーバーA :NIWSGene/S Turbo (IBM eServer Blue Gene Solution)
アプリケーションサーバーAは高性能密結合分散並列アークテクチャにより並列実行可能な アプリケーションプログラムの並列度を向上させることに特化した計算サーバーです。
3.アプリケーションサーバー B: HP ProLiant BL35p
アプリケーションサーバーBは汎用性の高いクラスター構成の計算サーバーです。 AMD64のハードウェアアーキテクチャに汎用OSであるLinuxを搭載したことにより、 ほとんどのアプリケーションソフト、プログラムの実装を可能としました。
4.アプリケーションサーバー C: SGI Altix450
アプリケーションサーバーCはItanium2プロセッサーを搭載した64コアからなる計算サーバーです。 分散型共有メモリーアーキテクチャですので、384GBの広大な共有メモリー空間を提供できます。
5.可視化サーバー A: Silicon Graphics Prism DeskSide
Windowsなどの環境から、ネットワークを経由して可視化サーバーAのグラフィック 機能を使用することにより、パソコンの性能に依存せず可視化をすることができます。
6.a HREF="/~sgise/visb_web_man_jp2.html" target="_blank">可視化サーバー B: Tezro Visual Workstation <
可視化サーバーBではCerius2の実行が可能です。 また、Cambridge Structural Databaseがインストールされますので、 XウィンドウのソフトをインストールすることでWindowsやMacからネットワーク経由で Cambridge Structural Databaseを利用することができます。
7.ファイルサーバー : IBM System p5 モデル520× 4
利用者のホームディレクトリを管理します。 ファイルサーバーへログインすることにより、各自のディスク情報を 得ることができます。また、Windowsクライアントからファイルサーバ上の ホームディレクトリを共有し、利用する事が可能です。利用方法はこちら。
8.ストレージシステム : HITACHI SANRISE AMS1000
1PB(1000TB)のストレージのうち、FCディスクはホームディレクトリと 各マシンのスクラッチ領域に使用し、SATAディスクはバックアップ領域として 使用します。各サーバーごとに必要に応じて、/sctratch(Gaussianが使用する 作業領域)、/work領域を持っています。運用日に関係なく15日間以上アクセス されなかったファイル及びディレクトリは削除されます。